linuxシステムプログラミング

Linuxシステムプログラミング

Linuxシステムプログラミング

  • copy-on-write機能は、MMUが担当(MMUに対して該当プロセスのアドレス空間をリードオンリーとして設定し、フォルトを発生させる)。
    • forkの劣化類似機能vforkは、プロセスのメモリ空間のコピーを行わない。
    • vfork後は、execを読んで別プロセスとするまで停止する。
  • ファイルの拡張属性。inodeや追加のpageに、ファイルのいわゆるメタデータを格納できる。SELinux等でケーパビリティを管理する際にも使っている。
  • リソースリミット。ユーザ毎に上限値を設定するが、その上限値は、各プロセスが利用可能な上限である。
  • ネットデバイスは、/dev/以下のデバイスファイルとしては見せていない。ネットデバイスもデバイスファイルとして見せた方が統一的なインタフェースになり良かった、という意見もある。

菜の花の沖1

新装版 菜の花の沖 (1) (文春文庫)

新装版 菜の花の沖 (1) (文春文庫)

  • 若者組
    • 中国韓国には無い。太平洋諸島の島国にはある。日本の起源を物語る?
    • 字(あざ)の違う者同士の近親憎悪
    • 若者組に所属するものの問題は大人には判断できない。
  • 「くだらない」の語源
    • 江戸はもともと、徳川家康が関東にはいった時に人工的に作られた。
    • その後江戸幕府が開かれたため急速に大きくなった。
    • 関東の欠点として、バックグラウンドの商品生産能力が小さいこと。
    • そのため、上方等から商品を受け入れていた。
    • 上方から下ってくるもの(くだりもの)は品質が高いとされた。
    • そうでない、関東のものは(下らないもの)とされた。
  • 江戸時代
    • 船、航海技術が後退した。船の大きさを規制したため。船による大阪や江戸などの奇襲を恐れたため?

アナログ電子回路のキホンのキホン

回路シミュレータでスッキリわかる!アナログ電子回路のキホンのキホン

回路シミュレータでスッキリわかる!アナログ電子回路のキホンのキホン

  • インピーダンス:周波数によってかわる抵抗成分。コイルおよびコンデンサによる(主に?)。数学的には虚数成分で表現する。
  • 電子回路と電気回路の違い:電子回路は電子素子を使う電気回路。
  • 強電と弱電。制御用の回路は弱電。電気をエネルギー源として使うのが強電。スピーカーのコーン振動制御は強電弱電微妙。
  • 電子回路で必要なことは、入力と出力のインピーダンスを一致させること(インピーダンスマッチング)。これにより、最大の電力が取り出せる(無駄がなくなる)
  • コンデンサをコイルと平行につなぐことで、並列共振回路を構成し、ある特定の周波数だけ通過するようにインピーダンスを設定できる。
  • CMOSインピーダンスは高いためCMOS同士で回路を形成した場合、ほとんど電流が流れない。ただし、オンオフ切り替え時に電流が流れるため、高い周波数の信号を流すと電流消費が増える。
  • フォトカプラ:発行素子のLEDと受光素子のフォトトランジスタからなり、電気を通す。電気的に入力と出力を切り離す効果がある。
  • 電圧のバイアスについて
    • 入力電圧には、ノイズバイアスが乗っている(と考えられる)。以下示すようにコンデンサとプルアップ抵抗を用いることで、ノイズを取り除き、正の方向の電圧としてのみ考えることができる。
    • コンデンサを入れる => 電圧におけるバイアスを取り除ける。(直流電圧を通さないから)
    • プルアップ抵抗を挟む => バイアス電圧を入れることが出来る。
  • バッファ回路(オペアンプによる増幅回路をつかったもの。別名ボルテージフォロア回路)
    • ある出力とある入力でインピーダンスがあわず、結果として予想と異なる出力になってしまう場合がある。この場合、バッファ回路を入れる(増幅度1の増幅器!)
    • 入力側の回路から見ると、入力インピーダンス∞。つまり、電流がほぼゼロでも信号が伝えられるメリットがある。
    • 出力側の回路から見ると、出力インピーダンスほぼゼロ。つまり、バッファからいくらでも電流を取り出すことが出来るというメリットがある。
    • つまり、バッファによりそれぞれの回路のインピーダンス整合をとっているように見える。
  • 共振回路
    • コイル(交流を通しにくい) + コンデンサ(直流を通しにくい)を並列に繋ぐ
      • 一部の周波数のみを通す回路になる! その周波数は共振周波数。ラジオの選局等に使える。
    • コイル(交流を通しにくい) + コンデンサ(直流を通しにくい)を直列に繋ぐ
      • 一部の周波数のみを通さない回路になる!
  • コネクタ金属の材質
    • 同じ金属の材質であれば、時間がたつと原子レベルで融合する
    • 違う金属の材質であれば、そうでないため、時間経過により酸化や汚れなどで接続不良が発生することもある。
  • トランスの役割は
  • 水晶発振器 (オシレーター)
    • 水晶発振器 = 水晶発振子 + 発振回路 + 増幅回路
  • 発振回路としては、LCでも作れるが、安定性などを考えると、今は水晶発振子を使うものがほとんど。
  • PLL
    • 入力信号より高い周波数の出力の発振の波を出す
    • 入力の波の周波数が変わっても追従してX倍の波の周波数を出すので、Phase Locked Loopと言う。
    • PLLにはVCO (Voltage Controlled Oscillator)が内部で使われている。
  • VCO
    • 電圧に応じた周波数を出す、回路
  • フィルタ回路
    • 周波数にあわせてインピーダンスを変化させるための素子として、コイルとコンデンサを使って実現。
    • 通したい周波数は0オームとし、通したくない周波数は高い抵抗とする。
    • フィルタ回路の利得は、入力と出力の値としてdBであらわす。
  • フィルタ回路一般化
    • フィルタは、波(周波数)をマイナスする。その結果、入力波形を変形して出力波形とする。シンセサイザといってもいい。
    • 加算方式のシンセサイザ:いろいろな波長(周波数)のsin波を情報として持っておき、それを足し合わせる。
    • 減算方式のシンセサイザ:のこぎり波、矩形波三角波、を引き算しあう。
  • 電源アダプタ
    • トランス(大きい、変圧機能)+整流回路(直流化)
    • トランスなしの小さいものはスイッチング方式だが、ノイズが乗る。
  • 昇圧回路
    • 電圧を上げる回路。コイルやトランジスタを使ってポンプのように電圧を高める。
  • スーパーヘテロダイン方式
    • ラジオや無線機の受信方式。
    • 入力信号の周波数と同じ周波数をまぜると、差分が出力される。その後増幅などする。
    • 今はデジタル全盛だが、スーパーヘテロダイン方式のアナログはたまーにみかける。
  • インバータ回路
    • 直流から交流を作る回路。何に使う?
    • AC -> DC -> ACとすることで、60Hzでも60Hzでも動作する家電を作る、など。
    • PLLで使われるVCOもインバータの一種と考えられる。
  • 高周波
    • 高周波とは、300MHz以上の周波数が存在する信号のこと。300MHzだと1周期が1mで1/4周期が25センチ。
    • この場合、減衰しないで進む距離は、数センチのみ!
    • 信号線のもつインピーダンスも影響してくる!(回路図に表れない要素が出てくる!)
      • 直角に配線すると高周波は反射してしまう。角をつくらないように配線しよう。
      • 差動信号伝送(後述)は同じ長さに配線すること。
  • パスコン (バイパスコンデンサ)
    • 瞬間的にICやLSIに流す電流を確保しておくためのバッファ。動作周波数の高いデジタル回路に必要
    • このほか、ノイズ除去の効果もある。そのためにはパスコンを電源ピンの近くに置くこと。
  • 差動信号 (Differential Signal)
    • 正と負の二本の配線に逆転した電圧をかける。同じノイズが乗る分には、受け側でキャンセルできるためノイズに強い。
    • LVDS (Low Voltage Differential Signal)が流行り。
  • 電磁放射の少ない基板にしよう。(EMI対策?)

読了。アナログ専門過ぎる箇所は読み飛ばしたが、分かりやすく詳細でとてもためになった。

組込みシステム設計の基礎

組込みシステム設計の基礎

組込みシステム設計の基礎

  • 割り込みベクタとは、「デバイス側が、CPUに対して、割り込み時に、呼び出すべきハンドラの情報を渡すこと」。割り込みベクタにより、デバイスと割り込みハンドラが一対多とすることができる(割り込みハンドラを使い分けられる)。割り込みベクタに対応していない場合、デバイスと割り込みハンドラが一対一対応となる。

ブッダ

ブッダ全12巻漫画文庫 (潮ビジュアル文庫)

ブッダ全12巻漫画文庫 (潮ビジュアル文庫)

手塚治虫、レベルが違いすぎる。
当時、この並はずれた才能が漫画に向かったことが奇跡。