六法で身につける 荘司雅彦の法律力養成講座

荘司雅彦の法律力養成講座

荘司雅彦の法律力養成講座

読みやすい&面白い。
法律を少し勉強してみようかなという気になった。

o 民法の物権と債権。物権は物に対する権利。債権は人に対する権利。

o 物権には、所有権がある。不動産であれば、所有権の中から占有権を分離して、土地を貸すことができる。
根抵当権は、不動産の交換価値を取得する権利。住宅ローンの場合、滞りなく返済している間は所有者として利用できるが、
借金を返せなくなったら、銀行は家土地を競売にかけて売却し、売却代金から優先的に貸金残金を回収できる。

o 商法を構成する一要素、会社法

o 株主総会は最高意思決定機関だが、何度も開催できないので、定款で定めた事項についてのみ決議する。通常の会社運営は
取締役会に委ねられている。

o 資本金がなければ会社が起こせなかった。これは、資本金が債権者を保護する価値を担っていると
過去に考えられていたため。だが実際には、
資本は備品などとして活用されており、換金しても1/10にもならない。よって1円会社等も認められるようになった。
そのかわり、債権者を保護するため、会社財産の開示を厳しく求めるようになった。会計監査人の出番。

o 代表取締役などの「代表権」は、その権限をもっている人が会社の行為として行ったことは、原則として会社の行為とみなされる。
ちなみに「代理」は、原則として一定事項に限られる。